There is no such thing as bad weather, only bad clothing.
悪い天候というものはない、ただ悪い服装があるだけ。
(ノルウェーの諺)
春になり、桜が咲きほこり、
日差しが暖かい気持ち良い日が続く今日この頃。
新緑に満ちた季節を迎え
春の太陽が明るい日は
皆嬉しくなりますよね!
でも、知っていますか?
世界には、自然に対して色んな考え方があります。
中東の国々では
太陽=死を招く忌まわしき存在
北アフリカでは
雨=食物を実らせ飢餓から人々を救う自然界の救世主
洪水が家々を破壊しながらも土に栄養を運び
豊作に導く恵みの存在と考えられていることも有名です。
AKGでは、自然現象全てに
・意味があること
・恵みと怖さがあること
・世界を創るものとして愛情を持ちたいこと
を子ども達に感じてほしいと願っています。
晴れている日も雨の日も
暑い日も寒い日も
春夏秋冬、
外はいつも楽しい!嬉しい!
不思議に満ちている!
やりたいことに溢れている!
ぽかぽか晴れてる日は気持ちいいね!
雨の日は、運河が作れるよ!
泥んこスープのお料理ができるよ!
木々草花がお腹いっぱい水を飲めて、喜んでるよ!
風が強い日は、ほら。
木の葉がサワサワと歌っている。
大きな葉っぱの飛行機が空を飛んでいる。
稲は風が好き、風に吹かれて美味しいお米が育つんだよ。
寒かったら、着込めばいい。
濡れたくなかったら、レインスーツで防備すればいい。
汚れたら、着替えればいい。
自然の恵みを感じながら
今日も思いっきり楽しもう!
= = = = =
現在、新型コロナウィルスが猛威をふるっています。
病状に苦しまれている方々には
心よりご回復をお祈り申し上げます。
日本国内では
沢山の子どもが恐れの中で不便な生活を強いられています。
自然の中で過ごすこと、
四季の気温の変化を肌で感じ、
土に触れ、木々花々を香り、
五感で自然物を感じることは
・免疫力を高める
・精神面/情緒面が安定する
・体力/筋力/体感を鍛える
・幸福感が増す
など医学的・脳科学的に様々な利点が証明されています。(*参照)
何よりも、野外で過ごすと
感染予防の3原則である
- 密閉空間を避ける
- 人が密集することを避ける
- 近距離での会話などを避ける
が自然に行われます。
こういう状況だからこそ、
その日の天候に合う服装を用意した上で
広大な自然環境・・・でなくても
身近な公園や広場、自宅のベランダなど
少しでも「自然」をより感じられる場で
日常を過ごしてみませんか?
*参照
Louv, Richard.Last Child in the Woods: Saving Our Children from Nature-Deficit Disorder. Algonquin Books of Chapel Hill, 2005.
Hanscom, Angela J.Balanced and Barefoot: How Unrestricted Outdoor Play Makes for Strong, Confident, and Capable Children. New Harbinger Publications Inc., 2016.